鉄製蔵戸(時代不詳)
滋賀県土山町にある創作時代箪笥ainoさんでかなり前から目をつけていたこの
蔵戸。
重く大きいので当時住んでた信楽の家には置き場所がなかったけど、
いつか我が家の玄関にと気持ちは決まっていた。
淡路島に中古の家を購入することになり、すぐさま車を走らせた。
見つけてから2、3年は経っていたのに
なぜか売れてないのは確信していた。
やっぱりゲット!
あとはどう付けるかという問題だ。
中古の家はすでに建具が収まっていて、はめるところがない。
結局、扉をつけるために増築することになってしまった。
トホホ…。
でも付けてみると相当カッコイイ。
大満足。
ところが1年過ぎると問題発生!
扉が重すぎて支えの柱が外れてきた。
家より頑丈なのだ。
そらそーだ、
もともと近江商人といわれる日野町の豪商の蔵を数百年?守ってきた扉。
安作りの我が家には無理があったのかなー。
きっとこの扉の中には輪島や古伊万里たちがぎっしりいたんだろうなあ。
きらびやかな蒔絵も渋くなってたんだろうなあ…。
と妄想している場合ではない、なんとか補修。
きっと我が家のシンボルは建屋が朽ち果てても残っているでしょう。
しかし天敵は潮風。
ま、サビてもカッコイイか!