井戸小壺
w8.5×h8.2cm
井戸には代表的なものに茶碗があり、徳利や酒盃、たまに見かけるものに香炉がある。その香炉からヒントをもらい作りました。
壺本来の使い道のほかに見立ての茶入として使えるようにしました。
全体は枇杷色で、貫入が入りつつあり、高台には喜左衛門の様に配置、大きさも不規則で、滑落して丸く玉になった梅花皮が出ています。
茶入としも使えるように牙蓋、そして黒柿の木蓋も誂えてもらいました。
結局、壺よりも蓋の方が高くなってしまった…。
濃茶、お薄どちらでも使っていただけます。